こんにちは、ヒロ丸です。
さて、今回は、英文解釈と関連して、長文読解問題の下線部訳に関してのお話です。
英文解釈の参考書を買って十分勉強したはずなのに、下線部訳がうまくできないという経験はありませんか。
英文解釈の力に自信がある人ほどこのような壁に必ず当たるはずです。
「こんなに勉強して練習も十分しているのになぜ解けないんだ!」と思い悩む人も多いのではないでしょうか。
しかし、これはある意味当然のことなのです。
実際、部分訳の問題で満点を取るのは不可能に近いと言っていいと思います。
なぜなら、絶対に満点を取らせないということが出題者の狙いだからです。
特にこの傾向は難関大学の二次試験や教員採用試験の専門試験などで多く見られます。
中には下線部訳が本文を読まなくても正解できるという長文読解問題もありますが、おそらく、その問題では他の受験生とほとんど得点差は付かないでしょう。
下線部訳の難しい問題では、当然、本文の内容そのものが難しいはずですが、本文の内容がかなり正確に読め取れていないと下線部訳も正確に作ることはできないのです。
つまり、文法や語句が分かっていても内容が分かっていないために正確な訳が書けないということです。
このような問題の対処法は敢えて正解をねらわないことです。
文法や語句が分かっていることをそれなりにアピールしながら英文の内容にできるだけ近い内容の訳文を作るのです。こうすることで、満点ではなくても部分点を稼ぐことができます。
他の受験生があきらめて10点の問題で0点だったとすると3点でも5点でも稼いだ分は大きな差になります。合否の決め手になるかもしれないですね。
まとめますと、長文読解の部分訳は難しいことが多く、正確な訳を書くのは不可能に近いので、無理に満点を狙わずに部分点をねらっていくのが良いということです。
では、今回はここまでにします。また次回の更新でお会いしましょう。(^.^)/~~~