日本人のためのより良い英語教育を考えるブログ

学校英語や受験英語の学習を更に充実させるためのアイデアを提供します。

2019-01-01から1年間の記事一覧

英語民間試験導入が延期に!!問題の本質を考えてみる。

おはようございます。ホッとアザラシです。久々の更新ですね。 今年度から導入される予定だった英語民間試験が来年度以降に延期されるというニュースが報道されております。この問題については鳥飼玖美子先生も早々にコメントをしております。まだお読みいた…

英語学習の原点に返る。

こんにちは、ホッとアザラシです。久しぶりの更新です。 夏休みが終わり、二学期も本番といったところです。 更新まで大分、時間がかかってしまいましたが、この間、私なりにいろいろ悩み、考えておりました。そんな時、戸口民也さんという方のブログを読ん…

一学期のまとめ

こんにちは、ホッとアザラシです。 早いもので、一学期も終了ですね。皆さんは、英語学習に楽しく取り組めたでしょうか。 今回はこのブログで考えてきたアイデアをまとめてみたいと思います。 多くの人たちにとって、進学のための試験勉強や検定試験に合格す…

受験英語は本来の英語学習と切り離して考えよう。

こんにちは、ホッとアザラシです。 前回のブログで、英語学習の目的は、言語や異文化に関する関心を高め、日本人としての教養を高めることだと書きました。 それを踏まえた上で、今回は大学入試や英検など、いわゆる、「受験英語」にどう取り組めば良いかを…

日本人として英語学習に取り組む大切さ

こんにちは、ホッとアザラシです。 ここで、改めて確認しておきたいのは、英語を何のために学習するか、ということです。 私たち多くの日本人にとって、英語を学習することによって、言語や文化に関する興味関心を高め、日本人として教養を深めることが目的…

内容重視の英語学習法

こんにちは、ホッとアザラシです。ちょっと久しぶりの更新です。 最近、注目されている英語学習法にクリル(CLIL)というものがあります。 クリルとは「content and language integrated learning 」の頭文字のことで「内容と言語を統合する学習」という意味…

読むこと・書くことの重要性を見直そう。

前回は英語学習の社会的評価が低くて寂しい、と書きましたが、それでも今でも変わらず私たちに多くのことを気付かせ、学ばせてくれる魅力のあるものでもあります。 私が学生の頃、日本人は難しい英語の読み書きはよく勉強していて、ある程度はできるが、「話…

英語学習を取り巻く数々の問題

おはようございます。 ホッとアザラシです。 6月初めての更新です。 単に更新をサボっていたわけでもなく、いろいろ考えていました。 まず一つは、今の日本の社会は英語を真剣に学習して、実績を残した人には、もっと高い社会的評価を与えればいいのに・・…

自分に合った学習目標を設定しよう。

こんにちは、ホッとアザラシです。 早いもので、ブログを始めて一月が過ぎようとしています。 これまでいろいろなことをこのブログで書いてきましたが、一つ気付いたことは、現在の日本の英語教育を取り巻く状況は複雑であり、なかなか簡単にはいかないとい…

「聞くこと・話すこと」についての正しい考え方

私が学生の頃は、もう、35年も前のことですが、高校で学ぶ英語は文法、訳読が中心であり、学生は文法を学び、その知識を本に難しい英文を読むというのが一般的な学習法でした。そのため、聞き取りやスピーキングなどはあまり重視されずに、英語を上手に話…

万次郎と森山栄之助。手本にしたいのはどちら?

こんにちは。 さて、このところ、歴史上の二人の英語の偉人を取り上げてきましたが、あなたなら、どちらをお手本にしたいですか? 私は自分も含め、現在の多くの日本人にとって手本にするべきは、森山栄之助だと思います。 英語を生涯を通して学び続ける学問…

万次郎、森山栄之助と現代の日本人との共通点

こんにちは。 前回は歴史上の偉人、ジョン万次郎と森山栄之助を取り上げましたが、この二人の人生を調べてみると同じ英語の達人なのですが、英語との関わり方は全く違っているようで、とても興味深いです。 森山さんの方は元々がオランダ語の通訳ですから、…

英語学習者として是非、知っておきたい人物

こんにちは。 英語学習を実りの多いものにするためには、英語を武器に大活躍した日本人を知っておくのは大事なことだと思います。私が特に注目したいのは、「ジョン万次郎」と「森山栄之助」です。 ともに幕末の時代、ペリー来航の時に日米の通訳として大活…

「多言語主義」という考え方

こんにちは、ホッとアザラシです。 英語を学習する上で、最近、注目されている考え方に「多言語主義」というものがあります。 これは、外国語教育を「英語」だけに絞らずに、他のフランス語やドイツ語、中国語などの言語も同じように重視する考え方です。 中…

現代社会の英語と職業

こんにちは。 今回はちょっと難しいテーマなのですが、英語と職業について考えてみたいと思います。 私が学生時代のころは英語学習は一部の優秀なエリートのような人たちがやっているイメージがあり、現在のように誰でも気軽に取り組めるようなものではなか…

楽しい趣味の世界で英語を生かしてみる。

こんにちは。 今回は主体的に英語学習に取り組む方法について具体的に考えてみたいと思います。 私は趣味が多い方で、将棋、野球、音楽、模型制作、絵画などで時間を見つけては楽しく取り組んでいます。 特に将棋は一番力を入れている趣味で、インターネット…

楽しさは主体性とつながっている。

英語学習を楽しい物にするために大事な要素として「主体性」が上げられます。 学生時代の受験勉強などは特にそうで、学校から与えられる課題をこなすだけの「受け身の学習」になりがちです。特に高校生にとっては時間に余裕がない上に他の教科の学習もあるの…

母音の発音とリズム(強弱)に注意すれば必ず、通じる英語になる

英語学習者の多くが「英会話ができるようになりたい」という夢を持っていると思います。 私にとっても同じで、英語を学習する上での大きな目標の一つでした。しかし、現実はなかなか思うように行かず、せっかく会話のチャンスがあってもドキドキ緊張して言葉…

コミュニケーション能力と英検

こんにちは、ホッとアザラシです。 英語学習で重視したい点に「コミュニケーション能力」があります。これは、自分の意思を相手に伝えたり、相手の意図を理解したりする能力で、言語学習ではとても大事な部分です。 コミュニケーション能力を高めるために、…

英検1級の多すぎる語彙の問題をどう解決するか・・・パス単、参考書、語源辞書を上手に活用しよう。

こんにちは。 英検についてもう少しお話したいのですが、英検1級と2級の違いは語彙数の面からも捉えることができます。英検2級の語彙レベルは4千語から5千語、準1級で7千語、1級では1万語と言われています。これだけの数を覚えなければならないと思うと気…

自分の英語の世界が広がれば、辛い英検の勉強も楽しくなる。

こんにちは。 今回は英検を取り上げてみたいと思います。 私たちが英語を学習する上で身近な目標や教材として英検があります。正式の名称は「文部科学省認定 実用英語技能検定試験」ですね。 英検は5級から始まり、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級があり…

試験勉強を軸にするのではなく、好きなことを英語学習の軸にする。

おはようございます。 前回まで、英語の学習が楽しくない理由と楽しい英語学習について考えてきました。ここから見えてきたことは、英語学習の中心となる「 軸 」をしっかり持つことが大事なのではないかということです。 まず、自分が好きなこと、興味のあ…

楽しい英語学習とは何かを考えてみる。

おはようございます。ホッとアザラシです。 今回は、楽しく英語を学習する方法について考えてみたいと思います。 私が英語学習で楽しいと感じることは、まず第一に、英語圏の方とのふれあいがあります。 初めて自分の話した英語が通じた時の感動は今でも忘れ…

英語学習が楽しくない理由を考えてみる。

こんにちは。 今回は、英語学習が楽しくない理由を考えてみたいと思います。 まず、長年、英語を勉強してきて思うことは、覚えなければならない英単語が多過ぎるということです。 大学入試の2次試験や英検1級は、とにかく単語を覚えることが英語学習の中心に…

英語学習はどうすれば楽しくなるのか・・・という素朴な疑問を考えてみる。

初めまして。ヒロ丸と申します。 高校で20年間教壇に立ち、英語を教えてきました。 現在は職場を離れ、自分の英語を学び直したり、英語教授法の研究などをしています。詳しくはプロフィールをご覧ください。 私はもうすぐ五月で50歳になります。お陰様で…