日本人のためのより良い英語教育を考えるブログ

学校英語や受験英語の学習を更に充実させるためのアイデアを提供します。

英語学習を取り巻く数々の問題

おはようございます。 ホッとアザラシです。

 

6月初めての更新です。

 

単に更新をサボっていたわけでもなく、いろいろ考えていました。

 

まず一つは、今の日本の社会は英語を真剣に学習して、実績を残した人には、もっと高い社会的評価を与えればいいのに・・・ということです。

 

現在の日本で、多くの日本人の英語学習の中心は、大学受験で良い成績を取ったり、英検に合格することやTOEIC高得点を上げることが中心です。

 

それで、目標を達成したら、終わり・・・ということになっています。

 

例えば、大学入試ではせっかくレベルの高い英語を勉強しても、大学では英語の論文を読むわけでもなくせっかく苦労して勉強したことが役に立ちません。

 

また、英検1級に合格したからと言って、それ自体が高く評価されるわけでもなく、苦労して勉強した割には、会社の面接の参考資料程度・・・というのが現状のように思います。

 

TOEICも同じで900点取ったところで、会社の昇進のポイントなるとか、何かのスタートラインに立った程度の評価しかありません。

 

私が学生の頃は、英語学習の社会的評価はもっともっと、高かったのに、今は昔という感じに落ちてしまったな・・・と残念に思います。

 

確かに、英検1級もTOEIC900点も万能ではないかもしれませんが、それにしても評価が低過ぎる・・・と思ってしまいます。

 

実際にやってみると分かると思うのですが、これだけの結果を残すためには大変な時間と労力が必要です。

 

私はアマチュア将棋をやってるのですが、現在の制度ではアマチュア棋士でも飛び抜けて優秀な成績を残した人はプロに編入することができます。

 

一昔前に、「アマチュアでやっていてもどうせプロになれないし・・・」と思ってやっていたころと比べると、プロへの編入制度ができた現在では私自身のやる気も社会的評価も全く違うものになっています。

 

現在の将棋界の人気も、そうした制度ができたことが大きく影響していると思うのです。

 

 英語学習においても、もっと価値が見直されて、社会的評価が上がれば、熱心に取り組む人も増えるのではないかと思います。

 

英語を楽しく勉強すると言っても、勉強して良かったと思える社会環境が整っていな いと、現実的にはなかなか難しいように感じています。

 

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