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偏差値40からのセンター試験攻略法⑥ 第3問 A 不要な文の選択 その2

こんにちは、ホッとアザラシです。

 

今回はセンター試験攻略法6回目。第3問 A不要な文の選択の問3から前回の続きです。

 

問題はこちらのリンクからご覧ください。↓

 

第3問 問3

意味の分かりにくい単語の処理の仕方がポイント!

解き方は前回同様、英文を最初から順番に意味を取っていく方法で読んでいきましょう。

冒頭の文を読んでいくと・・・

development of civilization : 文明の発達

preservation of food:食物の保存    

pork leg ....... ham : 豚足    ハム

 

この辺りの語句から書かれている内容に見当が付きそうです。

 

さらに読み進めると・・・when and where did it begin ?   とあります。

 

どうやら、ハムがいつ、どこで作られ始めたかについて書かれていることが分かってきます。

 

しかし、選択肢の文を見ると難しい単語や語法が使われていて簡単に意味が分からないですね。

 

しかし、そこで諦めてはいけません。

 

細かい意味が分からなくても、大体の意味が分かれば解答は十分可能なのです。そして不要な文が見つかれば良いのです。

 

続いて選択肢の英文を丁寧に読みましょう。

 

①creditの意味が分かりにくいですね。many credit ですから たくさんのクレジット  としておきましょう。何か数えられるものだということくらいは分かります。それで十分なのです。

 

the Chinese with being  the first people to record salting raw pork....という長い英文です。

 

being は be動詞ですから 「である」と意味が取れますね。

 

「中国人が生の豚に塩を振りかけた最初の人々」と大体の意味が分かります。

salt :動詞で「塩を振りかける」 です。

 

while others have cited the Gauls, ancient people .....  と続きますが

「一方、他の(クレジット)はヨーロッパの西の地域に住んでいた古代人のゴール人」と大体意味が取れますね。

 

ここまで分かれば、どうもこの文は必要な文ではないかと見当がつくわけです。

これは正解でなさそうなので選択肢の右側に×を付けておきましょう。

 

② another common seasoning is pepper, 

 seasoning の意味が分かりにくいですが、「他の共有のシーズニング」と読み取れますね。

 common は「皆で共有する」という意味ですね。文の流れからシーズニングとは「食べ物の保存方法」ではないかと予測できます。

 

これが分かれば読解力に自信を持ってよいのではないでしょうか。

 

このように分からない単語を自分なりにうまく処理する方法を身に着けておきましょう。

なぜならどんなに単語力を付けても、分からない単語は必ず出てくるものだからです。

 

「他によく見られる食物の保存方法は胡椒(をかける方法)である。」

つまり、salting:「塩を振りかけること」とは別の保存方法のことを言っているのです。

 

 ここまで分かれば、どうも話題がそれているような気がしますね。これが正解の可能性が高いです。

 

一応、保留なので△を付けておきましょう。

 

③④は両方ともローマが話題になっています。このことから③④はつながりのある文であると推定できます。

④のsalting of hams :「ハムに塩を振りかけること」から塩を振りかける保存方法が話題になっていることが分かります。つまり、pepper「胡椒をかける」保存方法ではないことが分かります。

 

従って正解は② となりますね。

 

この問題は迷った人も多かったのではないかと思います。うっかりすると①を選びそうになりますね。

何について述べられているかをしっかり読み取ることが正解への近道と言えると思います。

 

では今回はここまでにします。

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また、次回の更新でお会いしましょう。(^.^)/~~~