日本人のためのより良い英語教育を考えるブログ

学校英語や受験英語の学習を更に充実させるためのアイデアを提供します。

中高の英語で学ばせたいこと。その2

こんばんは。

前回は「中高生には読み書きさえ教えておけば、話す聞くなんて後で何とかなる」という意見は、いささか無責任だろうというお話をしました。確かに読み書きが基本ですが、聴く話すを完全に分離してしまうのは良くないと思うのです。

 

まずはリーディングから→基本単語と文法学習

中高生の英語学習の目標としては、まず英文を読めるようになることが第一であることは疑いがないでしょう。それには単語と文法の学習が基本で、不可欠ということになります。

 

ただ、英文を読むための文法というのは、中学生はそれ程、問題はないとして、高校生は複雑で体系的な文法を上手に応用しなければならないので、この辺りは教員の指導力の見せ所になると思います。

 

英文がある程度、自由に読むことができるようになったところで、リスニングやスピーキング、ライティングと学習活動を広げていけばいいのです。

 

効率の良い学習を心がけよう!

英語の学習は「習うより慣れろ」と言われるように、学習時間が長ければ長い程できるようになるものですが、中高生は他の教科の学習もあるので、学習時間にはかなり制約があります。「言葉は音声であるから、とにかく大量に聞くことが大事だ。」というようなことも、よく言われますが、学校で学習する英語と、海外で生活するために学習する英語を混同してはいけません。中高生はやはり、基本的な文法を理解し、よく使われる単語を覚えて、効率的に学習することが大事なのです。

 

今回の内容は、以上です。中高生の皆さん、英語学習、楽しく頑張って下さい。